1.マルウェア監視分析 / 2.脅威情報監視分析
1.ThreatSonar:マルウェア監視分析
- ThreatSonarはエンドポイントにおけるマルウェアなどの脅威を分析・識別する識別エンジンを搭載しており、このメカニズムにより短時間で検査を完了し、少ない帯域幅で結果をThreatSonarサーバに格納することが可能です。
- 管理者はThreatSonarサーバで一元管理される情報をブラウザで簡単にアクセスすることができ、詳細なリスク評価レポートをいつでも参照可能です。
2.ThreatVision:脅威情報監視分析
- ThreatVisionはAPTグループなどの脅威情報を監視・分析した結果を、ユーザがポータル上で簡単に利用することができるソリューションです。
- 主にアジア太平洋地域におけるAPTグループの活動状況、主要なハッキング・インシデント、ネットワーク監視の結果を統合したレポートが提供されます。
- 最近のサイバーインシデントの状況が集約され、攻撃イベントの概要、脅威サンプルの動的および静的分析、脅威インジケーターなどの技術情報が含まれます。
- TeamT5が検出した重大なサイバーインシデントを発見したときに公開されるFlashレポート、定期的に配信されるMonthlyレポートやBi-Weeklyレポートなどが用意されています。
- 最新のAPTグループの動向を追跡し、APTグループのバックグラウンド、APT攻撃のサンプルおよび静的分析の結果、APTグループの攻撃元の遡及分析が含まれます。
特長
ThreatSonar:
- さまざまな独自のメモリ識別テクノロジーを備えたエンドポイント脅威識別システムは、メモリの内容を1つずつ分析できます。
- ハッカーの脅威ツールの残留またはIOCがないか、ラテラルムーブメント(横展開)の痕跡がないかなどを確認できます。
- ハッカー攻撃が発生したエンドポイントデバイスの感染チェーンとタイムラインを明らかにすることにより、ハッカー攻撃の発生源と拡散をより正確に把握し、将来のセキュリティ強化策のための正確かつ効果的なソリューションを策定できます。
ThreatVision:
- 脅威の特定に役立つ様々な情報を提供します。
- 脅威の発生源を把握するために必要な、APTグループの過去の活動の特徴やTTPなどの情報を、APTグループごとのレポートにまとめて共有します。
- これらの情報を自社の状況と照らし合わせることにより、ユーザは自社への脅威をより早く正確に把握することができるようになります。