テリロジーとは

Chapter 01

それは、君の物語である。

面白くなかったから。それが理由だった。津吹憲男と阿部昭彦が、テリロジーを設立した理由である。

1989年、夏のことだ。やりたいことがやれなくなって、面白くなかった。それだけの理由で、商社の安定した地位を捨て、津吹と阿部が追いかけたものは何か。答えは、このパンフレットに込められている。仕事や生き方についてのテリロジーの思いが、ここには書かれている。今年、大きな選択の時期を迎える君は、この中に、どんな答えを見つけるだろうか。

津吹と阿部の物語として始まったテリロジーの思いは、あるいは、君の物語と重なるかもしれない。いずれにしても、出発の時期は近づいている。
もし君が、より面白い物語を描こうとするなら、テリロジーは格好の舞台になる可能性がある。

Chapter 02

プロか。サラリーマンか。

企業と聞いて数千人規模のビッグカンパニーを想像するなら、最初に書いておこう。テリロジーは、社員数100人のネットワークビジネスである。
テリロジーは、一人が1億円の仕事ができる環境作り考えている。言いかえれば、すべての社員が1億円のギャランティを受け取れるプロフェッショナルを目指して、ここにいる。サラリーマンである前に、自分の仕事に関するエキスパートなのだ。

津吹や阿部が、大手商社にいた時代に「やりたいことがやれなくなった」のは、仕事が自分のものであるよりも、会社のものになりすぎたせいかもしれない。

君が社会に出て力を磨いたとき仕事は君を語ってくれる。
肩書や会社の名前ではなく、君自身の名前を社会にデビューさせてくれるだろう。
作家の作品のように、仕事は君の表現活動と言えるかもしれない。そしてもちろん、テリロジーでは、仕事は会社のものである前に、君自身のものとなる。

Chapter 03

君の手の中で光っていたもの。

Don't trust over thirties と言ったのは、まだ若かったミック・ジャガーだ。
30歳以上を信じるな。60年代のロック・ミュージシャンらしい言い回しだが、しかし、この言葉には一片の真実が含まれている。
"30歳以上"とは、年齢のことではない。生き方だ。
10代や20代のころに信じられたもの、正義や、夢や、熱情や、欲望を、持ちつづけているのは難しい。
けれども、そもそもテリロジーは、そうした思いにつき動かされるようにして、生まれてきた。そして、津吹と阿部はそのとき40歳を越えていたのだ。

音楽や小説や、あらゆる日常や経験の中から、君が見つけだした光り輝くもの。いつもの服を紺のスーツに着替えるようにして、それを手放してしまうことはない。いつか、それは君の生き方に決定的な影響を与えるのであることを、テリロジーは知っている。

Chapter 04

君の場所へ。

営業部の河井は、テリロジーに入社する95年10月まで、アメリカの農場で牛の世話をしていた。

この世界のどこに、自分の居場所があるのか。誰もがそれを探しつづけている。
河井はテリロジーのどこに自分の居場所をみつけだしたのだろうか。
力を存分に発揮できる、仕事の大きさだろうか。「やりたいことがやれなくなる」ことのない、自由度の高さだろうか。あるいは、夢を追いつづける快感だろうか。
いずれにしても、彼は自分を生かせる場所を見つけだした。
さて、君の場所は、そこにあるのだろうか。

就職活動は、それを探す長い旅の始まりだ。
いま、君が立ち止まっているとしたら、まず、河井がテリロジーで見つけたものは何か、君自身で答えを探してみてはどうだろう。

Chapter 05

私たちは、テリロジー。

コンピュータネットワークのビジネスについて簡単に説明しておこう。
コンピュータ同士をつないで最も効率的なネットワーク基盤を構築し、クライアントの要望に最善の方法で応えるシステムを提供することだ。

どれだけ明確にクライアントの事情を理解できるか、どれだけ最適な提案ができるかが、この仕事の要になる。

現在、日本のトップクラスの企業だけでも100社近くがクライアントとなっているが、1社1社のテリロジーに対する信頼感は、個人の力量に負うところが大きい。

発展し続けるテリロジーで、社員が仕事を自分のものとして楽しむこと。
それが、テリロジーの描く物語の重要なテーマだ。

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