Salvador Technologies社の提供する「CRU」は、可用性が重要視されるOTシステムのダウンタイムを最小限に抑えるリカバリーソリューションです。特許取得済みのエアギャップ技術と各種セキュリティ機能により、サイバー攻撃またはシステム障害の瞬間から30秒で、安全かつ確実なシステム復旧を迅速に実現します。
革新的な特許取得 エアギャップソリューション
Salvador Technologies CRUは、対象システムのバックアップ(OS、ライセンシング、設定、データファイル)を取得する3枚のNVMeディスクが搭載されたハードウェアソリューションです。Salvador TechnologiesのエージェントをインストールしたシステムにUSBを差し込み、バックアップの周期など簡単な設定を終えると開始します。
リカバリーする際は、BIOSの起動オプションでSalvador Technologiesのディスクを選択すれば、システムが利用可能になります。
◆ポイント①
運用の継続性を確保するため、製品は事前に(攻撃が発生する前に)インストールする必要があります。 可能であれば、コンピューターが完全に構成され、ウイルスが含まれていない状態(つまり、インターネットに接続する前)で、最初のインストール(工場出荷時設定にリセットされたバージョン)をクリーンな運用環境で実行することをお勧めします。
◆ポイント②
継続的な運用と迅速な回復を必要とする、組織内で最も重要なワークステーションにインストールすることをお勧めします。
このモジュールにより、インストールされているすべての製品のステータスを完全に可視化できます。
一般的なバックアップ製品の場合、データをリストアする必要があるため、復旧まで最低でも数時間~数日要します。CRUでは、内蔵しているディスクから直接コンピュータを起動するため、インシデントが発生した場合でもわずか30秒で利用を再開することができます。
CRUに搭載されているNVMeディスク3枚のうち、コンピュータに同時に接続されるのは1枚のみで残りの2枚はエアギャップ技術により物理的に接続が遮断されます。この技術により、バックアップのマルウェア感染リスクを防ぐことができます。
◆Baseline CRUをコンピュータに接続した際に取得したバックアップを保管。 バックアップ取得以降はPCや他のディスクとは物理的に隔離。
◆Current/ Previous 設定した周期で交互にバックアップを取得。
◆その他 ディスクのカモフラージュ:攻撃者からはディスクが見えないよう設定。 Canaryファイル:システム内におとりファイルが設置され、攻撃を検知するとディスクとシステムの接続を遮断。
USBを差し込んだCRUをボタンで起動、エージェントをダウンロードしたシステム上で設定を1分程度行うだけで利用を開始できます。
また、CRU上のボタン操作でセットアップとバックアップ設定も行えるため、ITスキルがなくとも利用できるようになっています。
課題
結果
CRU インストールおよびユーザーガイド – Salvador Technologies
ランサムウェアサイバー攻撃からの30秒リカバリー- Salvador Technologies
サイバー攻撃から回復への新しいアプローチ – Salvador Technologies