お客様を取り巻くIT環境では、システムの老朽化や、サポートが終了したレガシーシステムが依然として稼働しており、これらに内在する脆弱性が放置されているケースが多く見受けられます。そのため、社内セキュリティ監査への備えや、外部からの攻撃への対策が急務となっています。昨今では、既知の脆弱性を突いた攻撃のみならず、未知の脆弱性を利用するゼロデイ攻撃の増加も顕著であり、従来の対策だけでは十分な防御が難しくなっています。特に、ホスト側での対応が難しいケースにおいては、ネットワーク境界において包括的に脅威を遮断できるIPS(侵入防止システム)の導入が重要です。その中で、Trend Micro TippingPoint(TP)非常に優れたIPS製品として、様々な課題を解決しています。
TippingPointを導入することで、ゼロデイ攻撃やサポート終了OSの脆弱性対策、保護対象への暫定対応、攻撃の可視化など、幅広いセキュリティ対策が可能になります。
一方で、実際の運用においては、検知ログに基づいた脆弱性対策を行う人材や知識の不足、誤検知への対応、製品メンテナンスといった運用負荷の高い課題も存在しており、担当者の負担となるケースもあります。
このような、日々の運用におけるお客様の課題を解決するため当社は、24/365体制での運用監視実績があるITM社と共創し、MSS(Managed Security Service)の提供を開始致しました。
お客様のインシデント初動対応における負荷を軽減するため、当社では24時間365日体制での運用監視サービスを提供しています。運用監視では、遮断はされていないものの、重要度の高いセキュリティイベントを検知・通知する「イベント監視」や、SystemLogを用いた「システム監視」を実施します。高度な障害ログ、電源停止、ハードウェア障害に関連するログなどを検出した際に、速やかに障害の確認を行い、必要に応じて交換業者の手配を行うことで、機器交換まで対応いたします。
さらに、日常的な運用負荷の軽減を目的として、マネージドセキュリティサービス(MSS)として、以下の運用支援サービスをご提供します。
フィルタの更新やチューニング、ネットワーク設定の変更、ソフトウェアのバージョンアップ対応、デジタルワクチンやマルウェアフィルタの更新、月次レポートの作成・報告など、多岐にわたる運用業務を代行し、安定したセキュリティ運用を支援します。
TippingPointはチューニングレスを特長としており、事前にメーカーでパフォーマンスや、セキュリティを考慮したチューニングが施された状態になっていますが、運用を開始した後に顕在化した問題にも対処したい、もっと有効活用したいが人員のリソースが不足している、など課題はございませんでしょうか。
実際運用上では、お客様環境で運用していくために様々な課題が発生してます。
課題解決のためのMSSメニューをご用意しており、当社が代行致します。